南アフリカ出身のコメディアンのお笑い。巧みな話術でお腹痛くなるほど笑った。
持ちネタが広く、字幕の訳もうまいけれど、間合いがよく、わかりやすい英語で、言葉と人種差別について1時間ちょっとテンポよく語る。
南アフリカのイギリス英語、アメリカの白人の英語、アメリカの黒人の英語を声色、アクセント、発音で使い分け、アメリカでの差別用語が南アフリカの部族の言葉では良い意味だったり…
スパイスと移民の話、タコスの話、お腹痛かった。
お母さんの人種差別対応が素敵。
オチも最初に戻って、そこに繋げたのかと、明るい笑いが楽しかった。
最初は人種差別ネタは笑っていいものかと思いながら笑っていたが、考えさせる真理をつく笑いで、立場が異なれば、笑いで交わせる愛ある笑いだった。
政治ネタはチクっと風刺が効いていて、国境の透明な壁には笑った。
お人柄を感じられて、ウィットがあり、字幕の訳がこなれていて、日本人でもスルーと入ってくる内容。
戦争の映画を連日観ていて、シリアスなのは観たくなくて選んだのは大正解でした。
これはオススメします。