なるほど
マスコミって特にSNSでは「マスゴミ」と言われ忌み嫌われてる印象が強いから
市井の人々vsマスコミみたいな構図が思い浮かびやすかったんだけど、
マスコミ(ここでは新聞記者)の仕事の中身を突き詰めれば、国vsマスコミという構図が見えてくるのかぁ…
市井の人々“のために”真実を伝えるのが仕事なんだったなと改めて思う。
主人公みたいに忖度無しに事実や国が行なっている悪事を伝える事は、
ぱっと見「良いこと」とされていて、まさに今のマスコミはそれが出来ずにいる、忖度してばっかりだと非難されてる気がしているけど、簡単じゃないんだなと。
結局悪事を暴いて公にだしても
“誤報だ”と言われたらそれを覆せる証拠ってないのだろう。
本気で覆そうとすると犠牲者(今回の松坂桃李)を出さなくてはならないわけで…
国の悪事を放置して、将来犠牲を出すのか
そうならないために、今犠牲者を出すか。
新聞記者含めマスコミは“伝える”止まりではいけないのでしょう。
この社会に実際に起きている事実を取材して「事実ですよ」と公に放つ仕事をしている以上、
記事にする、一面を飾る、番組が放送されるそんな表面的な成果だけじゃない、責任がつきまとう。守らなくてはいけないものも沢山ある。