このレビューはネタバレを含みます
記録用*2022年3本目
松坂桃李演じる内閣府官僚の杉原とシム・ウンギョン演じる新聞記者が国家権力に立ち向かう様子が描かれる。
内調のオフィスが異様に暗かったり、官僚たちがSNSで一般人になりすました投稿を組織的に行ったりしている一方で、真実を追い求める熱い正義感の新聞記者という描かれ方の対比が少し露骨で、リアリティに少し欠けるが、現実世界でもこのように何かしらの情報操作が行われているのかもしれないということを考えさせられる作品だった。
結末がはっきり描かれないが、杉原は最後どのような選択をしたのだろうか。