我輩はカモであるのJumblesoulのレビュー・感想・評価

マルクス四兄弟の作品は初めて観たが、コメディ殿堂入りのチャップリン、キートン、ロイドに比べるとギャグに品が無いので、どうも笑えなかった。
特にハーポのしつこいハサミ・ギャグなんか子供が真似したら危険だし、最悪なのがレモネードに足を入れるやつ。
日本のドリフの初期コントの元ネタみたいなのが盛り沢山で、鏡コントは何度も使われていたのが懐かしい。
一応政治風刺ものらしいけどそれほど徹底したものでなく、途中入るミュージカルも中途半端。マルクス兄弟はこれ一本観ればもういいか。