クワイエット・フィールドの爆裂BOXのネタバレレビュー・内容・結末

人間の匂いを嗅ぎつける吸血鬼が蔓延る世界で匂いを残さないよう車で移動しながら安全な場所を求めて移動する男女5人。道中で救出した女性から彼女の家にある核シェルターに籠城するが…というストーリー。
「クワイエット・プレイス」の便乗タイトルの作品ですが、まずのっけからCGの酷さに呆気にとられました。まさか2017年の映画でこんなCG
見る事になるとは…。この吸血鬼は匂いを嗅ぎつけて人間を襲いますが、どの程度まで匂いを追ってくるのかがイマイチはっきりわからないですね。
内容的には吸血鬼との戦いよりも生存者達のドラマがメインになってる感じですね。シェルターに籠るか移動するかで言い争ったり、シェルター内での人間ドラマが描かれます。登場人物の中では唯一軍人のミッチェルが厳しいけど厳しいだけじゃない所など結構気に入りました。主人公のレイは生き別れた妻子の生存を信じで行動してますが、終盤ヒロインがキスしようとしたら指輪を見せて「信じてるから」といってキス阻止するところは笑いましたが好感持てました。
終盤で吸血鬼から隠れる方法はまんま「プレデター」でしたな。
グロ描写は殆どないですね。吸血鬼たちも白塗りで目を黒く塗ったパンダメイクです。基本走るゾンビと変わらないですが、ボス格はライフル撃ってきますし、エリックは喋ってましたね。
ラストは「続く…」という感じですが、レイ噛まれたけど感染してないのかな・ヒロインも気にするそぶりを見せてないから感染したのかどうか曖昧ですね。
自分は普通に見れましたが、自主製作映画という感じなのであまりオススメはしません。