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世界侵略 ワシントン決戦のNAOKIのレビュー・感想・評価

世界侵略 ワシントン決戦(2018年製作の映画)
1.7
くっそー☠️りょーこ先輩に先を越されてしまった!

昨日観てたのに…
昨夜「ウトヤ島、7月22日」という絶対ふざけることが出来ない真面目な社会派映画を観て沈痛なレビューを上げた反動で…次はこのバカ映画だぁ!と思ってたら先を越されてしまった😸💦

「世界侵略・ロサンゼルス決戦」(意外と傑作)「世界侵略・ニューヨーク決戦」(おい!)に続く世界侵略三部作の完結編ついに登場!

「本気でそんなこと思ってるの?!」
…と言われそうだが「わーってるよそんなこたぁ!」逆ギレしながら「だって好きなんだもの…」と手を伸ばす…

もう想像通り安定のZ級…
りょーこ先輩がすべてを的確にレビュッてくれてるのでそれに激しく同意しつつ…「ひでぇな」と思いながらも意外とこの映画を楽しんでしまった自分がいました。
その報告…

スタジアム級のデカイ母船UFOがワシントン上空に来襲!
その時地上での三パートが描かれます。
もちろんまずはホワイトハウス…黒人大統領をはじめとする世界侵略エイリアン対策本部の面々…私たちがよく見るホワイトハウスの地下にあると言われる巨大モニターがいくつも前面に並びNASAのようなスタッフがひしめき合う戦略本部…ではなくZ級お馴染みの「公民館か?!」というような戦略室…

一方近くの公園で暇をもて余す学生3人…高校生?の設定だがどう見ても夜のストリートに立つプロフェッショナルレディと小遣い貯めてそこにやって来たボンクラ童貞二人組にしか見えない。
彼らもそこで巨大UFOと侵略を目撃する。

そしてこの童貞学生の両親…
自宅前で呆然とUFOを見上げながらどっかに行ってる息子の身を案じている。

あろうことかホワイトハウスはいきなり現れた巨大UFOに肝を潰して核ミサイルを叩き込む!
「ちょちょちょ…おい!ちょっと」
止める暇もない。

宇宙の常識「バリアー」で無傷の母船から反撃のエイリアン戦闘機が地球侵略開始!
「でも…たった…一機なの?」
ここから予算の関係かちょいちょいコスパのおかしい世界侵略が始まり…俄然面白くなってくるんです…

このたった一機のエイリアン戦闘機は一撃でホワイトハウスを粉砕し…命からがら脱出した大統領専用ヘリ!(ヘリ?)を追ってくる…
ところがこのエイリアン戦闘機…なかなかヘリに追いつけない…
「ちょちょちょ…どういう仕組み?」

さて…もちろんエイリアン侵略地上部隊もスタートレックでお馴染みの「転送」で送り込まれてくる。
これが人型のパワードスーツに身を固めた兵士なのだが…りょーこ先輩の指摘通りボンヤリボヤボヤ…?
これはおそらく安いCGで作ったのではなく、ブリキの兵隊みたいな着ぐるみをきせた俳優にボヤボヤCGをかけて粗を隠し、さらにバリアー感を感じさせる工夫だと思います。おれは胸が熱くなりました…このエイリアン兵士…おれが確認できただけで約6名(6名?)
移動手段「徒歩」で山中をガチャガチャと世界侵略の開始です!

さあ、ここまでが撮影初日…
めちゃめちゃ面白くなるのが撮影二日目からなのです。
監督が言います。
「よーし!明日は全員裏山集合ね…遅れんなよ」

先に書いたホワイトハウス組…いろいろ殺られて残るは大統領と女司令官の二人…

高校生三人組も童貞がひとり殺られてプロフェッショナルと童貞君の二人…

喧嘩しながらも愛を確かめあいつつ息子を探す両親…二人…

徒歩で裏山を進軍中のエイリアンソルジャー6名!

地球人6名とエイリアン兵士6名!
戦力は互角!…ピクニック気分で世界侵略攻防戦の始まりだぁ!

どういうわけかは別にして撮影二日目からはこの裏山に集合して怒濤のクライマックスまで…
アットホームな撮影現場の想像に胸を熱くしながら…色々言いたいことも山ほどありつつ…結局おれは楽しく最後まで見たのです。

タコ型巨体エイリアンモンスターもちゃんと出るよ(ほんと!)

それにしてもこの予算と作りで映画作ってTSUTAYAやGEOに並べればおれみたいなボンクラ映画ファンが大喜びで手を伸ばす…これってすごいコスパ…じゃね?

それよりたった数人しかマークしていないこの映画に…こんなに熱を込めてレビューしているおれのコスパをどうしてくれる?!!😸💦

いーないーなの…1.7!
NAOKI

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