失踪in24風解説
バウアー「俺は連邦捜査官ジャック・バウアーだ!今から俺が過去に出演したとある映画について解説するぞぉーー!クロエ、何も強要したくはないが、君の協力が必要だ」
クロエ「今してます!💢💢💢」
バウアー「それは『失踪』だぁーー!!これは1993年公開のアメリカのサス………」
クロエ「ジャック!細かいことはいいから本題に入ってください!」
バウアー「くそぉぉぉぉーー!!」
バウアー「まずは『失踪』冒頭、ジョフ・ブリッジスが誘拐する時の誘い文句の練習をしているが、いくら何でも大胆すぎるだろぉーー!何が『郵便局の場所が分からないから乗って案内してくれ』だぁーー!!怪しい人の車には乗るなと皆叩き込まれているはずだー!そんなこと言われて乗るバカはいないはずだぁ!ー!!」
クロエ「私でも乗りませんよ!ですよね?!キム!」
キム「私は無理やり乗せられたの!!」
バウアー「俺はサンドラとのデート中、喧嘩をして一度彼女を置いていったぁーー!!だが考え直して再び仲直りしたぁーー!!」
ミシェル「素敵ですね♥なんて言って仲直りしたんです?」
バウアー「『君を二度と置いていかない』だぁーー!!」
クロエ「それはフラグでは?………」
バウアー「…………」
バウアー「まぁとにかくだぁーー!!序盤から中盤にかけては普通に面白いサスペンス映画という感じだぁーー!俺とサンドラ・ブロックのデートシーンも沢山観れるぞーー!」
クロエ「自慢はいいから早く次!」
バウアー「本当にすまないと思ってる…」
バウアー「気を取り直していくぞぉーー!中盤、高速のPAで休憩し、そこで何と俺の彼女であるサンドラがジェフの『郵便局行くから乗って案内してくれ』という誘い文句に引っかかってしまい、麻酔で眠らされてしまうー!ジェフ…嘘がうまいな…。ちなみに、そのシーンで俺の下手くそな一人サッカーが観れるぞーー!」
クロエ「どうでもいいです!」
パーマー「HA HA HA」
バウアー「その後は俺がサンドラのことを何年間も賢明に探すが見つからず落胆していたー!そこで喫茶店の女性と出会いいい感じの関係になるわけだぁーー!」
クロエ「その後、ジェフがキーファーの前に現れて『勇気を出して真実を知るか、怖気づいて真実を闇に葬るか』決めされるのね!」
バウアー「そういうことだぁー!いいか、選択の余地はあの時なかった!俺は勇気を出して真実を知ることにしたぁーー!!」
キム「パパ!カッコいい!」
バウアー「俺はジェフが注いだコーヒーに睡眠薬が入っていることに気づかなかったぁーー!!俺はコーヒーを飲み、目が覚めたら、暗闇に閉じ込められてしまっていたぁーー!!」
トニー「大丈夫だったんですか?」
クロエ「なんかコナンっぽい言い方…」
バウアー「喫茶店で出会った女性が助けに来てくれたぁーー!!俺が閉じ込められていた場所は地中の木箱の中だったぁーー!!」
クロエ「その後どうなったのジャック?!」
バウアー「その後は斧を持ったジェフとの死闘だぁーー!!だが俺は長年の経験を生かしてジェフを何とか倒したぁーー!!そして俺は喫茶店の女性と共にその場を後にしたんだぁーー!!」
キム「パパ、助かってよかったわ!」
クロエ「え、ちょっと待ってジャック!サンドラはどうしたの?!彼女が失踪した真実を知るために睡眠薬入りコーヒーを飲んだんじゃ…」
シェリー「その話は私がするわ。キーファーはサンドラが地中に埋まってるのを知り目に喫茶店の女とその場を立ち去ったの。過去を忘れて葬るためにね。いくら何でも最悪なオチよ!せめて供養くらいしてあげれば良かったのに」
バウアー「パーマー夫人!!あんたは本当に口が軽いなぁ!」
クロエ「ジャック…!最低ですよ!」
キム「パパ…かっこ悪い!」
バウアー「サノバビッチ!仕方なかったんだぁー!あの時のことは毎日後悔する!忘れない日はない!」
バウアー「サンドラ…本当にすまないと思ってる………」
バウアー「ん??おいキサマ!今何をした!銃を隠したなー!今すぐゆっくり両手を上げろぉー!早くしろぉー!」
バウアー「テロリストだなぁー!もし俺のことを撃とうとしていたら、俺も撃ち返すからなぁーーー!!!」
バウアー「クロエェー!こいつのことを調べろぉぉーー!」
クロエ「今やってます!💢」
パーマー「ということで、『失踪』は勇気を出して真実を知るか、怖気づいて真実を闇に葬るか、という人間の覚悟を問う作品である。そしてジェフ・ブリッジスの狂気ある演技力はなかなかの見どころである。サンドラ・ブロックがただただ可哀想な作品だ………以上。HA HA HA」