静かな別荘地。中年男バーニーが何やら「予行練習」をやっているシーンからスタート。麻酔の効果発現時間や、自分のクルマに人を連れ込むクダリを入念にリハーサルしている・・・
場面変わって、ドライブをしている若いカップルが登場。作家志望のコピーライター、ジェフと恋人ダイアンの二人。車内でちょっとしたケンカをしてしまうものの、立ち寄ったサービスエリアで仲直り（笑）。スモーカーのダイアンは、タバコがダメなジェフに「私が吸うとき火をつけてね」てな感じでジッポをプレゼントしたりするのだった。
トイレと買い物のため、サービスエリア内のコンビニに入っていくダイアン。それを見送るジェフ。そしてダイアンは、忽然と姿を消してしまうのだった・・・
３年後、ジェフは失踪したダイアンを忘れられず、必死に捜索を続けていた。現場周辺にポスターを貼り、動き回る日々。職も失い、疲れ果てた彼の前に、ウェイトレスのリタが現れる。恋に落ちた二人は同棲を始め、ダイアンの思い出はいつしか過去のものに・・・というところで、バーニーが突然、ジェフの前に姿を現す。
「ダイアンがどうなったのか、知りたくないか？」そう問うバーニーの手には、ダイアンの持っていたトナカイのキーホルダーが握られていた。
「これを飲めば、ダイアンの身に起きたことを追体験できるぞ」とバーニーのすすめるまま、睡眠薬入りのコーヒーを飲んでしまうジェフ。そして目覚めた場所とは・・・
「失踪」
「24シーズン６」BOXのオマケで付いてきたDVDです。以前LDで持っていたこの作品、あえてDVDで買い直すことのなかった映画なのですが・・・「バニシング」のリメイクとして上げておきます。
サスペンス映画としての驚きも皆無、ドンデン返しゼロ、あまりスリルも恐怖感もないという、はっきり言って駄作です。
ですが、出演時間１０分程度のサンドラ・ブロック＝ダイアンが可愛いので許せる映画になりました。ジェフから離れてコンビニに入るとき、ピョンピョン跳ねながら歩いていくのですが、このシグサが何ともたまらない！
サンドラさんって、大学のクラスメートの女の子、って感じがします。そこそこ可愛いけど、田舎から都会に来たばかりで何かあか抜けない。そしてとっても身近な存在・・・そんなキャラでしょうか。当時の彼女、結構好きかも。
