あざらし

失踪のあざらしのレビュー・感想・評価

失踪(1993年製作の映画)
3.0
「山小屋を生き返らすことが出来れば、何でも出来る。」

車で森を行く男:バーニー。
ログハウスに着くと、バーニーは鼻歌を歌いながら、ある薬をハンカチに染み込ませると、それを嗅いで眠る時間を計り出しました。

そうして意識を失っていた37分15秒を確認すると…

バーニーは可愛い年頃の娘に、奥さんもいて幸せそうです。なのに、山小屋で誘拐をする準備をしているのです。

そんな時にドライブで訪れたキーファー・サザーランドとサンドラ・ブロックのカップルがいました。さて…

派手なアクションがあるわけではなく、すごく印象的なシーンや演出が凝っているという映画ではありませんが、実際にこのような事件が起こるならば、こんな感じなんだろうなと思わせるリアルさがあります。

キーファー・サザーランドは年を取るにつれて、お父さんのドナルド・サザーランドに似て来ましたね。彼というと大人気ドラマの24の主人公を思い出す人も多いと思いますが、個人的には彼を見ると彼のお父さんを思い出してしまいます。

誘拐されたサンドラ・ブロック扮するダイアンは、3年前のあの日からどうなってしまっていたのでしょうか。
そして、主人公ジェフは真実を知ることが出来るのでしょうか。

「死が二人を別つまで…。」

…犯人の自分勝手さには呆れるばかり…コーヒー飲まずに逃げて警察に知らせましょう。
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