ピノキオと言えばどうしてもディズニー作品のピノキオが1番最初に思い浮かぶ。それはまぁしかたない。
本作はディズニーとは全く違ったアプローチの“ピノッキオ”。デルトロらしい少しダークで風刺のきいた新しいピノキオ作品。
戦争の無慈悲さとか無惨さを伝えたい気持ちもわかるけど、正直そのあたりのパートが少しだけ長くて“ピノキオ”にこのパートは必要なのか?って思ってしまった。時代背景やカルロ、ゼペットじいさんの哀しみと狂気、ピノッキオを作るキッカケの出来事ではあるし、わかるんだけどね。
ストップモーションで約2時間の大作…正直すごすぎる…どれだけの時間を費やして作り上げたのか…壮大すぎる!!!
実写じゃないから吹替で観たんだけど、ジミニークリケットが森川さんで冒頭のナレーションとエンディングがバチバチに歌唱してるから(あれ?これディズニー作品だっけ??)ってなんか変な感情になったw
海に行って森川ボイス聞きてぇなぁ。
まぁ結局のところ本作のピノッキオもいいんだけど、わたしの中のベストオブピノキオはディズニー作品なんですよね。それはまぁ仕方ない。