背伸びしたい思春期に片足突っ込んだ少年たちの成長譚。
それぞれ個性の違う3人の男の子達が可愛い。
学校のイケてるグループの子達を意識したり、気になる女の子とのキスを夢見たり、もう6年生だから！って大人ぶったり、性への興味も膨らんで…でもやっぱりまだまだ子どもで、精一杯背伸びしてもたかが知れてる感じの可愛さを楽しめます。
自分を大きくカッコよく見せようとしたり、ダサい事はしたくないと自意識過剰になる感じも思春期あるあるですが、それで目一杯やらかして失敗してケンカもして、でもやっぱり楽しくて安心できる友達が大好きで、かっこつける事で無理し過ぎて、ほんとに好きな事や大事にしてるものから目を背けるのも違うって気付いていくのが良いんですよね。
けどですね、子どもにアダルトグッズを持たせるのはやっぱり抵抗あって、もう少し大きくなってそういうの知った時に傷付かないかな…とか少し心配。
子どもだから意味も分からず言ったり、それが何に使うものかも知らないままやってるのが面白さでもあるんでしょうけど、子どもが利用された感じがして複雑な気持ちになり、なんかそこは楽しめませんでした。
ていうか、アメリカの子どもって6年生であんなんしてパーティして大人の真似っこするの？
ませてるなー。
みんななかなかお金持ちだし。
わたしは一番大きい子がマジメで嘘がつけなくて優しくて可愛かったな。
女の子にキスをする時はちゃんと同意するんだよとか、大事なことをちゃんと知っててマジメに教えてくれて、性的同意を絡めてるのはちゃんとアップデートされてるのは良かったです。
ドローンを取り上げたギャルのうちの1人はどこかで見たと思ったら「ダッシュ&リリー」の彼女だったのですね。
めちゃ可愛かった！
ジェイコブくんも「ルーム」や「ワンダー」の頃より大きくなっても可愛いさを維持してて、今後どんな風になってくかも楽しみです。
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