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行き止まりの世界に生まれてのslowのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ザックがエドワード・ノートンの若い頃のようだなとか、『雨の日は会えない〜』でファックを連発していたあの子を思い出すなとか。色々と余計なことを考えながら鑑賞。『mid90s』より先にこちらを観たのだけれど、順番はどちらからの方が良かったのだろう(どちらでも)。心から楽しい時間は親友だから撮れるものだったのだろう。でも、そうではない時間はどうか。友達だからこそ話せないこともあったのではないかな。素のままでいいの?って聞いておいて、そうはならないでしょう。わからない。そもそも彼らの国の、彼らの雰囲気に、そんなボーダーはないのかもしれない。つまり、良くも悪くも演じてしまうのではないかなと。まあそれはドキュメンタリーの性質上あることだとは思うので、はい。一番気になったのは、ビンが今までの自分と折り合いをつけるために本作を撮ったと言ったことと、その後のシーンで急に本作の全てが嘘くさく見えてしまったということ。何だろう。わからないな。素直な感想としては、卒業旅行のような映画だった。
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