サトウ

行き止まりの世界に生まれてのサトウのレビュー・感想・評価

3.7
子供は自由で縛られないけど やがてそうじゃなくなる時が来る。この映画はMid90sの続編って感じで詳しくしれてよかった。

スケートボードというカルチャーは
・実際社会の主流にあるさまざまな支配構造が適応されていいる
・すごく家父長的
・性差別的
・仲間意識が強すぎるから同じ街出身でグループになって仲間外れにされることもある
・スケートボードは誰もが平等な機会が与えられる場でも歓迎されるコミュニティでもない
・仲間の一員になれたらお互いのためなら何でもする
・選ばれた家族のような感覚になれる
・ある意味、休憩時間
・愛してくれるはずの人に傷つけられたり裏切られたりして同じような経験をした同志を探しにスケートパークに集まる若い男性も多い
・子ども時代の自分とつながることができるから自由な子ども時代を手に入れて自分の人生をコントロールし安全で安心な状態になることを求めてやってくる
・ドラッグのように中毒になることもある
・善し悪しがあって、安全だし残酷な場所
・成熟するためのひとつのツール
ってことを学べた
なるほど、スケートボードって凄い
あと集中しないと危ないから集中しててその間は嫌なことを忘れられるらしいなるほど凄い

“白人の仲間といても黒人だと言うことを忘れるな ”
”選べるならまた黒人になれ。俺たちはいつも問題に立ち向かっているからだ”

「たとえネガティヴな経験をしても力強くプラスに変えられる奴もいる。でも俺はそういうタイプの人間じゃない。ものすごく落ち込んだ時に思ったんだ。死ぬまでとことん落ちてやるってな。

自分と向き合ってこなかった。忙しかったんだ。本当は自分のことを善人だと思いたいけどピエロみたいに思えるよ。道化師のメイクをして演じて見せてたら見せかけの自分になってた。

認めたくないんだ。人生が苦しいのは俺が最低だからなんだなんて。だから酒を飲むんだ。そういうことだ。消えてしまいたいよ。絶望的な気分だ。自分の敵は自分だった。このクソみたいな人生を選んできたのは俺なんだ。逃げ道はない。」

この世の中1番生きにくい人間はやる気がない人間で尚且つ自分が最低なのに環境のせいにして向き合って改善しようとしない人間なのだと思う。みんな周りは心配してるのに、、頑張れ!!!
サトウ

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