アメリカで中絶禁止が合憲だという判決が出たというニュースを見て。
中絶をめぐる擁護派と反対派の戦いのドキュメンタリー。
テーマはともかく、めっちゃ勉強になった。
正直、なぜ中絶がこんなに政治論争の対象になってるのかとか、他人の中絶に反対するのにこれほどの熱意を持てるのかとか、理解できないことの方が多いけど、そういうことがアメリカではすごく昔からの問題として起きていて、今も続いているということはよくわかった。
今回なぜ覆ったのかも納得。
中絶擁護派、中絶反対派両方の意見が入り乱れ、さらに政権交代による派閥の違いも絡んでくるので、少しややこしさはあるけれど、中立の立場で事実を伝えようとしていてよき。
中絶がらみの政治ドラマがあったら、めっちゃおもしろそう。（不謹慎）
私はこれを見て、自分は反対派なのだと思った。
中絶してる人たちが良くないことをしていると何も思わず、自分の楽しみのためにしてると本気で思っていそうで怖い。
そして、謎の正義の押し付けで他人の選択肢を奪って当然と思う宗教もやばい。
中絶という行為の裏には、人がいるということを見ないようにしてるとしか思えない。
中絶した人をケアするのが宗教や国の役目と思ってほしいなぁ。
日本で同じ問題がおきたらどうなるんだろ
