オールド・ジェネレーション・ロードムービー。
年取ると、こういうのを観るのが比較的多くなるのは、運命なのだろうか???
漫才師のマネージャーだったアル(チェビー・チェイス)は、50年前にエド・サリバンショーに出演目前で突如足を洗って姿を消してしまったバディ(リチャード・ドレイファス)と偶然、老人ホームで出会う。まだ消えない心の炎を掻き立てて、50年ぶりのカムバックでタッグを組み、西海岸からNYへと車でツアーを行う2人だが・・・。
チェビー・チェイスの若い頃の作品、たとえば「ファウルプレイ」とか観たんだろうけど、あんまり記憶にないんだよなあ。それより、ドラマ「コミカレ」でのイカれた爺さん役が最高で大ファンになりました。
リチャード・ドレイファスは、もうなんといっても、「未知との遭遇」の時からお世話になってる名優ですがな!
2人とも年取ったよなあ、当たり前だけど、髪は薄くなり、肌は衰え、体形も崩れる。それが老いるということだし、外見は醜くなっていくのは仕方がないことなんだと、もうすぐ還暦を目の前にして、つくづくそう思う。
でも中身は関係ないんだよ、というのをベタに出してくる人間讃歌もの。脚本は甘いし、映画のクオリティとしては、B -くらいだけど、甘甘の点数つけちゃる!!