スウィング・キッズのrichardのネタバレレビュー・内容・結末

戦争やイデオロギー、人種や差別。
様々な壁がある中で、垣間見える華やかさにどこかハッピーエンドを期待してしまう。

こんな話は当時あったのだろう。
それも数え切れないほど。

戦争は沢山のものを失う。
この映画はとても重く、観ていて苦しくなるほどのものだった。
一つ一つの演出に愛を感じながらも、些細な一言や言動で悪い方向に進んでしまう人間の社会性に嫌悪感を抱く。
小さな小さな何かが、いつも大きな何かの為に犠牲なるのだ。

現代も平和に見えて、同じようなことが起きている。
伝えるという職業であることをもう一度認識して、大切なことを伝えられる人になりたい。