荒川自転車乃介

スウィング・キッズの荒川自転車乃介のレビュー・感想・評価

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.0
朝鮮戦争時の米軍統治下の捕虜収容所が舞台。黒人の下士官と北朝鮮兵らのタップダンスを通じた交流を描く話なのだが、そこにさまざまな要素が入ってくる。
暴動を焚きつけるオルグがいて、さらに真の首謀者が隠れていたり、神格化された北朝鮮の兵士が収容されてきたり、さまざまなドラマがあるのだが、そのようなものすごく大きな要素を脚本家が見事に処理している。
役者もカメラワークも素晴らしい。娯楽作としてもよくできている。