“Fucking ideology “ 「ただ踊りたいだけなのに」
早稲田松竹にて滑り込み鑑賞。これは映画館の音響で見れて本当に良かった。シューズで床を蹴り上げる音に心臓を揺さぶられる。
予告編やポスターから溢れ出るような思わず身体が一緒になって動いてしまうような、楽しいダンスムービーだと思って見たら、ちゃんと根っからの戦争映画だった。なので、明るくハッピーになれるダンス映画を期待して観るのには少し注意が必要かと。
ただひたすらステップを踏み鳴らし全身で踊る彼らから迸る躍動感と疾走感から、生死の境界が曖昧になりやすい戦禍における「生」をひしひしと感じた。建前上は生きるために踊っているけど、踊るために生きているようなスウィング・キッズたち。
主演のドギョンス、序盤のコサックダンスからタップダンスまで圧巻のパフォーマンス…💃EXOでもD.O.は歌とダンスの安定感すごいなぁと思っていたけどこんなに演技が上手だとは知らず。天才すぎ🙏🏻
