言葉は精神、文字は命。
日本統治下の朝鮮半島。
母国語を奪い、日本名に創氏改名を強いられる。
植民地とはこう言うところから始まるのか。
悲しい。
母国語を守る為、朝鮮語辞典を命がけで作った人々のお話。
言葉は言霊。
人が集まるところに言葉がある。
マル←言葉、モイ←集まる
文字の読み書き出来ないスリ(ユ・ヘジン)が学会代表(ユン・ゲサン)をカモにした所から始まる運命的な出会い。
もう、このお二人!
配役には文句無しでしょう!
コミカルな場面もあり、可愛い子役にも癒されたが…泣けました。
《タクシー運転手、約束は海を越えて》の脚本家オム・ユナの初監督作品だそうで。
秀作です。
エンドロールには実際の手書きの辞典が。