すごい作画だった、、、
日本のアニメーションは素晴らしく発展してるなぁとただの1視聴者なのに誇らしくすらある
人間が自己や利便性のために地形や自然環境すら変えてきた歴史と、異常気象のSF要素を上手い事絡めててテーマ作りが素晴らしかった。
ただ、主人公がただの家出少年なのがキャラとして弱すぎた。ただ東京に急に来た少年と言うだけでは、各シーンの行動原理が描けてないと思う。
そこまでする理由ある？って感じてしまった。
あと銃は必要だったのだろうか？何かの警鐘なのか？
自分に決定的に合わなかったのがキャラクターの話し方。ものすごい写実的でリアルな東京の画と、比較的アニメーション寄りなキャラクターに対して、声を充ててるのが声優でなく役者なのが勿体無い。
自分はアニメに声を充ててる声優さんはフィクションの声を出すのがとても上手いと思ってて、それがキャラと合致して魅力が出ると思ってる。
自分にはどうしても素人が無理に感情的な声を出してるように感じられてしまって、リアルでもなくフィクションでもない中間の声に感じてしまう。
結果映像と声がバラバラに聞こえてしまった。
もう新海誠監督作品と言うだけで話題性は抜群だと思うので、この作画力と作品の規模感でプロの声優さんが合わさった作品を見てみたい。
