takanoひねもすのたり

天気の子のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.7
再鑑賞。

現実味のあるストーリーに神話がうまくブレンドされてるストーリー(『君の名は』より自然な感じだったと思う)

晴れ女という一般的なワードからうまいこと神話ファンタジーなところへ持っていくストーリーテーリング、ボーイミーツガールを突っ込んで、家出少年と姉弟の2人きりで頑張って生活している真直ぐな10代達、他人に迷惑をかけず自分たちで生活していると自負している彼らからみたら(社会的に正しい仕事をして彼らを保護しようとする)大人達は悪者でしかないだろうなあーという、彼ら視点から見える大人(警察の人達等)の描写にうなずくしかなく。

雨の描写がすごい。
けぶったような空と空気、雨粒と地面。

一瞬登場する瀧くんは『君の名は』の瀧くんなのか?

そして凪くん、いい性格してんな 笑
嫌いじゃないぞ👍

『自惚れんなよ』
というラスト間際の須賀さんの台詞がいいなあと思う。
(そして須賀さんの声が小栗旬さんだと今更知る……)

お前らが世界を変えてしまったなんて責任を感じることはない、神様のやることなんぞ人間がどうこうできるもんでもないさ(個人的意訳)

それにしても猫のアメちゃん、ふとましい猫になりましたな……www

『君の名は』より好き。