書茶

天気の子の書茶のネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

退廃的なディストピアで、晴れ女の陽菜というカリスマ的な救世主に頼り、都合よく祈るだけの人類が大地を失う物語です。恋愛譚と後半のドラマティックな盛り上がりと挿入歌はあまり好みではありませんでしたが、新海誠が描く東京は好きです。帆高目線で見ると一見筋が通って見えるけど、傍から見ると、いざというときは拳銃に頼り、陽菜からの明確な好意があるないにも関わらず利己的な愛に突き動かされ、せっかく晴れになったのに、私利私欲で陽菜を復活させてしまい、結果2年半の雨で東京を水没させる帆高は無敵の人。
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