天気の子のどらこいのネタバレレビュー・内容・結末

人は一生のうちにあらゆる決断を迫られ、その中で何かを得る物があれば代償として何かを失う。「天気の子」の世界では、「晴れ」を得る代わりに「"陽菜"という人柱」を失うという構成でできている。シーン中盤から後半にかけ、その運命に抗った帆高の無謀すぎる行動に応援したくなる気持ちも芽生え、また、「そんなに無茶して大丈夫？」という気持ちもまた同時に芽生えた。好きな女の子だからこそできる行動ですね。
さて、「晴れを失う」という選択肢を選んでしまったせいでディストピアになった東京ですが、それでも陽菜は東京で生きています。この選択が果たして良かったのかどうか。私には分かりません。ただ一つ言えることは、「凪きゅんがめっちゃかわいいからショタコンは観に行け！」と言うことだけです。欲を言えば、「陽菜救出失敗バージョン」も見たいなー。と思いました。