HayatoHorigome

天気の子のHayatoHorigomeのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.0
先週鑑賞して、まだ余韻醒めずもう1度観たい衝動に駆られている。感想としては非常によかった。多分意見が別れる内容で、帆高たちのピュア過ぎる想いや行動に胸打たれる一方で、警察や須賀さんたちの視点でみると「おいおいちょっと待てよ」的に一気に冷めてしまう人もいるんだろうなと。あちこちにいろんなものを散りばめてて鑑賞後の会話や考察を狙っているようでさすがな作品。
個人的には帆高や陽菜たちが社会に抗っているシーンがとても刺さった。子ども3人で街を彷徨って、誰にも頼れず、それでもなんとかしようと懸命に生きる様が、自分が10代の頃に全く同じではなくても心がぐしゃぐしゃにされた思い出を重ねるようで辛かった。。。
拳銃がでてくるのは衝撃だった。もはや喫煙シーンすらNG的な感じになる中で主人公に拳銃持たせるってなんなんだと。しかもそれで撃たないわけがなくて。衝撃としてはこれが1番。
最後に2人が選んだ道は確かに世界を変えたこと、そんなラストかぁとやっぱり鑑賞後に語り合いたくなる結末でした。
「君の名は」も絡んでいて、内容たっぷり大満足な期待通りの作品でした。