見ようと見ようと思いつつも、実は今の今まで見てこなかった「天気の子」。上映終了のアナウンスを聞き、滑り込み鑑賞。
正直前作の「君の名は」は個人的にどこか乗り切れなかったのですが、本作は100%乗れました！
前置きとして、以前自分は自主映画を撮っていまして、もし好きな特殊能力を選ばせてくれるなら間違いなく「天気を自由自在に操れる力」を選ぶくらいロケ撮影では天気と戦っていました。
そういう意味で新海監督がこのテーマで作品を作ると聞き、一枚やられたと当時思いました。
特殊能力ゆえの代償が泣けました。そして登場人物のキャラ設定の作り込み具合が素晴らしい。特に名前、年齢の意味。この映画観て改めてキャラクターの環境、設定が物語を牽引していくのだと強く思い知らされました。制限することで、パズルピースをはめるようにキャラクターを身近に感じることができ、思考、行動に感情共有ができた。
セカイ系映画。見た後、日常が違って見えます。残念ながら自分は終電ギリギリコースで見たので真っ暗な夜空でしたが、これが日中だと確実に世界が変わって見えただろうなと。
相対的にいいアニメを見れました。
恐らく2022年頃に公開されるであろう新海監督の新作。次は公開初日に必ず見ます！
