えんふゅー

天気の子のえんふゅーのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

君の名は、を見てないのに先に天気の子を見る男
新海作品は、言の葉の庭、結構好きだった覚えがある程度

感想を一言でいうなら、「自分歳とったなぁ」

序盤ペースが早くて情緒不安定で怖い 家出設定抜きにしてももうちょいゆっくり進んでほしかったかも
ラッドのmvのよう フリクリとピロウズのような関係
バニラやら客引きやら所々にでる東京の風景がなじみ深くてこういった地域性が出る画は好み
家出少年とキャッチャーインザライは王道

知らない街で最初に心通わせるのは動物(黒猫)
手助けしてくれる少女 キーパーソン

世間を巻き込み迷惑をかける姿に心動かされなくなったら
大人になったというか、歳を取ったなと感じた

「これは僕と彼女だけが知っている 世界の秘密についての物語だ」
「でもさ俺帰りたくないんだ」
「お盆はね、死んだ人が空から帰ってくる日なんだよ」
「大人になれよ 少年」
「人生を棒に振ってまで 私なんかにはなんだかうらやましい気もありますな」

鉄階段 傘にあたる雨音
小包に拳銃
空の魚
世間に見つかる正体
大事にしていたものをないがしろにしていってしまう
人柱 世間の知らない犠牲によりみんなが幸せに

通してみると、なんだかんだこの青臭さも嫌いじゃない
えんふゅー

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