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2分の1の魔法のtakumovieのレビュー・感想・評価

2分の1の魔法(2020年製作の映画)
3.5
かつては魔法であふれていた世界。
魔法は素晴らしいもの、であると同時に自在に扱うことが大変なものでもある。
いつしか人々は文明を発展させ魔法そのものの存在を忘れてしまった…。
最近当たり続きのディズニー/ピクサー、期待は裏切られませんでした。
アメリカ映画定番のありがちな高校生活から始まるので物語に入り込みやすい。
それでいて、普通の生活にかつて魔法が世界に溢れていた痕跡が残っているのが面白い。
本人たちからしたら普通だけど見ているこちらからしたら普通じゃない、いやこれ絶対まだ魔法あるでしょ、みたいな笑(主人公はエルフ、野良ユニコーン、ケンタウロスの保安官など)
意外だったのが後半のバトルシーンが迫力満点だったところ。
ディズニー/ピクサーってこんなガッツリバトルも作るんだなぁと感心。
家族愛、特に兄弟愛をテーマとした映画。
たまにはいつもウザったいあの兄貴とポップコーンでも食べながら一緒に映画とかどうでしょう?
家族とうまくいっていても、いっていなくてもぜひ観てみてください。
ちなみに自分は泣いた。
(日本での公開延期、残念)

“Whatever it takes, I’m gonna meet my dad.”
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