"お前ならできる。"
【STORY】
オタクで問題児の兄バリーと、臆病な弟イアン。エルフの兄弟は死んだ父を魔法で蘇らせようとするが、まさかの下半身しか蘇らず!
全身の父と過ごす時間を求め、2人の冒険が始まる!
【一言まとめ】
●しっかりハードル超えた!
●トムホ×クリプラの声優が◎
●予想を超える展開もあり良かった
●従来してこなかったタイプのユーモア
【感想】
トムホ×クリプラの兄弟役をずっと楽しみにしていたので数少ない字幕で鑑賞❗️
トムホの素晴らしい声優ぶりは『スパイinデンジャー』でも分かっていましたが、今作のイアン役でも遺憾無く発揮されていました!
そしてヤンチャな兄貴バリーを演じたクリプラもお見事❗️最高の兄弟でした。
今作の情報を最初に耳にした頃、「ここに来て王道ファンタジー系か…」と、ピクサーが挑むハードルの高さを感じました。
しかし、これまでほぼハズレなしで安定を見せつけているピクサーが敢えて王道ファンタジーに挑戦するだけの事はありました‼️
王道ファンタジー要素を活かしつつも、 "文明の利器で廃れた" というユニークなひねりによって独特の楽しさが生まれていたし、
物語も「これまでのディズニー/ピクサー節」のイメージを持つ観客に対してちょっとした変化球を投げるような展開を見せつけてきました。
それでいて、変化球過ぎないバランス感覚が非常に冴えた作品だった気がします。
これまでディズニー/ピクサーがあまり見せてこなかった "ちょっぴりアイロニックな笑い" "ちょっぴり穿ったユーモア" を随所に感じて新鮮でした。
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観た回数:1回
直近の鑑賞:映画館(20.08.22)