2017年、オリア・オパリーナ監督、アーニャ・ベイ、ドリュー・ホール、オリア・オパリーナ脚本によるホラー・ミステリィ。
原題は"Snowbound"。
「雪に閉ざされた」（snowbound）森の奥で目覚めた5人の男女、何故か皆さま、あられもないお姿で「おおさむこさむ」どころの騒ぎではなく、幸い近くに山荘を見つけて逃げ込むと、そこにはこれまた一糸まとわぬ女性の亡骸が…。果たしてこれはいかなることなのか、彼らの運命や如何に、といったお話。
次第に蘇る前夜の忌まわしい記憶、リビドー溢れる淫らな大人たちの乱痴気騒ぎ、5人の男女はそれぞれに云々かんぬんやらかしていた模様。
物語の展開にも露わになる真相にも取り立てて目新しさは感じられず、90分程度の短い作品ながら、睡魔との戦いに力を奪われました。
パッしない筋書を補って余りある役者陣といった僥倖もなく、見事、無残な仕上がりに。
残念作品愛好家には落涙ものの珍品で、ワタクシなんぞは二度も視聴してしまいましたが当然、多くの方々には全くもっておすすめできない作品でございます。
