ぽいずみ

HELLO WORLDのぽいずみのネタバレレビュー・内容・結末

HELLO WORLD(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとポカーンとなってしまったので自分なりに話整理。

ナオミは落雷に打たれて脳死となった一条を救うため、過去の記録を使って一条のデータを自分の世界に持ち帰って蘇生する。
ただし、蘇生した一条は過去の記憶のままの一条であり、追いかけてきた過去の直実と一緒に元の世界?に帰る。
そしてナオミの世界も結局データの世界であり、本当の現実は月面にいる一条の世界線。雷に打たれて脳死となっていたのは一条ではなく本当はナオミ。
月面の一条はナオミがしようとしていたことと同じことをしており、蘇生に成功して物語終了。

データの世界に介入する手段としてカラスが用いられるが、直実が前半パートで使用していたのはナオミのカラス、後半パートで使用していたのは月面の一条のカラスと思われる。


...とりあえずこんな感じだろうか。

私の解釈が正しければ、月面で蘇生されたナオミは自分が蘇生させた一条に取られたリアクションと同じように、月面の一条を見て「お前は一条さんじゃない」ってなるような気がするがそうではない?


しっかりと考察して完璧に理解すればもっと面白いのかもしれないが、いかんせん視聴者の理解に対する要求値が高過ぎるのと、初見の感想としてはモヤモヤする終わり方なのがなんとも言えなかった。


クリエイト能力を使ったアクションはゲームの世界みたいで好きだった。
ぽいずみ

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