ぱんだ

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのぱんだのレビュー・感想・評価

3.9
ドクター・ストレンジ2作目。
完成披露試写会にて鑑賞。

ネタバレ厳禁らしいのでそのように。

ワンダヴィジョンもX-MENも観ずに臨んだので、若干『?』があるのは想定の範囲内。置いてけぼりになるほどではなかった。
でもワンダヴィジョンは履修しておいたほうが分かりやすいのは間違いなさそう。

本作はほとんど闘いのシーンの連続ではあるんだけども、
1作目より随分と丸くなったストレンジ先生の人間性も描いていて、
さらにヴィランの苦悩も少し共感できるものだったりして、
ちょいと涙する場面も。

『死霊のはらわた』で知られるサム・ライミらしい、ホラーっぽい演出が効いてて、ちょっとドキドキする場面もいくつか。同監督のスパイダーマン1作目を思い出します。ほどよいスパイスって感じだけど、この感じ方は人によるかな。今までのマーベル作品にはあんまりなさそうな描写もあるし、うわ、って思う人もいそう。

NWHのCGのクオリティが高すぎたのか、最高峰のVFXと謳われてるんだけど、若干見劣りするように感じた。けどこれはミラー次元もっと観たかったっていう個人的好みの問題かもしれない。

鍵を握る少女・アメリカも、もう少し魅力的に描く余地はあったのでは、とも。

とはいえマルチバースの見せ方は面白かったし、サプライズなキャストもいたし
(海外レカペでネタバレしてたけど)、
五線譜使った闘い方は新しくて楽しいね!だし、
最後はお決まりの、今後の展開がまた気になるやつだし、
期待以上ではなかったけど期待通り。

最後に赤マントちゃんは相変わらず最高です。

次はIMAX3Dか4DXかな。
ぱんだ

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