アクションと映像が見ていて楽しい。
特に序盤の市街地戦はヒーローらしくて良い。
終盤の音符バトルはどんなテンションで観ればいいのか分からんw
だが、今回は予告でサプライズ要素を見せ過ぎてたかなぁ。予告で先に見せるのならば、それを上回る展開がもう１つ欲しかった所。
ワンダがもう一人の主役。別宇宙のイルミナティのメンバーが意外で面白い。プロフェッサーＸが『X-MEN フューチャー＆パスト』での重要な台詞を引用してくれたのは嬉しかったが、メンバー多いからか、ワンダが強すぎるのか雑にドンドンやられて悲しかった。
あと一番のマイナスは、ワンダが何作にも渡って不幸続きで可哀想すぎる。その上迎えるこの結末…。あまりに救いがなさすぎて複雑。
息子たちと違ってパラレルワールドのヴィジョンは探さないのは何で？
いつかホワイトヴィジョンがワンダを幸せにしてくれると思ってたのに…。彼が未登場で彼女を退場させちゃって良いんかいな？彼の存在意義とは…。
仮にワンダがまだ生きてたり、生き返ったりしても、今回あまりに人を殺し過ぎた。今まで守ってきたギリギリのラインを越えてしまった。ヒーローに戻るにはかなり厳しくなってしまった…。まぁロキの前例もあるし、その辺は気にしないのか？
面白かったんだけど、そういう部分を考え出すと万々歳では評価できないかな。
そーいや『シャン・チー』でウォンがアボミネーションと闘技場で闘ってた理由、この映画でわかるかと思ってたけど、そんな事はなかった。至高の魔術師は忙しい。
⇒後にドラマ『シーハルク』で判明。
