【夢の中で逢いましょう】
どこか遠くで誰かが不幸になっていたとしても、『自分の世界の話ではなくて良かったな』で片付けてしまう。
僕は彼らがどのような人生を歩んできて、何作の続編が製作されて、誰を愛してきたのか知らないのです。
だから惨たらしい現場を目撃したとしても、どこか他人事であり、ただ顔だけが一緒の存在に見えてしまう。
ただ現実問題として、僕が関心を持とうが持つまいが、彼らの行動は僕の人生に間違いなく影響を及ぼしています。
僕の人生に興味を持つ人はいないでしょうが、僕の選択は間違いなく彼らに影響を及ぼしているはずです。