マグナム本田と14人の悪魔

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのマグナム本田と14人の悪魔のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

リンゴの木の剪定、間引きが「他を生かすためには犠牲を厭わない」ということへの示唆、といったようなMCU的緻密さはありつつもエンタメ色は爆盛り。正直フェーズ4の劇場公開作品では初めて心から楽しく観られたのと同時に、1秒たりともダレさせない意志に「大人げなさ」すら感じました。
オールタイムベストに必ず『死霊のはらわた2』を入れる自分としてはブルース・キャンベルのシーンはご褒美すぎました。
ホラーシーンよりもあの謎の音符バトルの意味のわからなさ(まぁ音符も一種の呪文ってことだろうけど)とフェティッシュさが実にサム・ライミっぽくてサイコー。タコ怪獣とのバトルのシーンでは音楽が伊福部っぽくなるのもサイコー。
実にグルーヴィーな作品でした。