パルパティーン

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのパルパティーンのレビュー・感想・評価

4.5
MCUにとっての大事な作品であるMoMを見れた。なぜIMAXは3Dにしたのかがわからない。だから通常版で見てきた。

まずこの映画はホラー映画であった。サムライミ監督の映画はスパイダーマンしか見たことないけど、ホラー感が強すぎたけど全然楽しめた。

マルチバースの考え方がロマンがありわかりやすかった。夢に出て来ている自分が別のマルチバースの自分であるという考え方でスッキリした。自分に置き換えて考えてみたら別の多元宇宙の自分は幸せなのかなと映画見ている時に感じた。

ストーリ的にはワンダが絶対悪ではないということである。ワンダは子供たちと生活したいと思う一心で行動に移しているが、ワンダ目線ではストレンジがやっていることも悪に見える。エンドゲームでの「1」はクリスティーンを救う方法で考えたと思うとなかなかストレンジもやってんなと思う。ダークホールドを使っているワンダに対してダメだと言っているのにこれしかないと言って自分は使うということが起きている。

イルミナティのメンバーが出てきていた。これは「what if」と関わりのある部分だろうけどドラマは見なくて正解だったなと思った。「楽しむ」という観点からいうと楽しめた。なんでも知っていることはたまにはマイナスになるんだなと思った。スカーレットウィッチが怖くないとあんだけ言っていたのにぶち殺されるのは笑った。そして、殺し方が残虐すぎる。まあそれも面白かった。ワンダが一番強いなと改めて感じれたシーンでもあった。

アメリカチャベス初登場。この女優さんは昔からネトフリオリジナルドラマで見ていたので、出世したなーと感じた。あの能力は希少価値が高すぎるしあの能力は欲しい。

みんなが知っているワンダが死んで、マルチバースのワンダがこれから主軸となっていくだろうと予想する。思いれがある人は厳しいかもしれないが受け入れていかないといけない。最後ダークホールドを焼いたワンダだけど、ストレンジが読んだのでストレンジは人間ではなくなってしまった。なので、ある意味この映画はバットエンドである。これからのMCUは重くなると予想する。それでも1つの作品として楽しんでいきたい。


2022年18本目