Harumakiさん

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのHarumakiさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【 禁断の世界〈マルチバース〉が
            開かれる。】

この映画は、MCUドラマの『ワンダ・ヴィジョン』と『スパイダーマン/ノーウェイホーム』の続編を描いた、ドクター・ストレンジ主演の作品です。
今作は、marvel作品のいつもながらの魅力に加え、サムライミ監督の独特な持ち味が最大に生かされていたように思います、、、。
癖が強い今作は、万人受けとはいかずとも、壮大で大きなスケールにはとても楽しめます。
なんの情報もなかったサプライズゲストにも感動でしたね!!

●醍醐味である“マルチバース”。
『スパイダーマン/ノーウェイホーム』から複雑に描かれてきたマルチバース設定。スパイダーマンでも演出されたサプライズは、今作もマルチバースを理由に演出されました。
X-MENの最強格であるプロフェッサーXやファンタスティック・フォーのリーダーであるミスター・ファンタスティック、声だけで最強と謳われるブラックボルト、多次元のキャプテン・マーベルやキャプテン・アメリカなど、さまざまなサプライズゲストが出演し、鑑賞中はずっと興奮状態。
奇跡の共闘が今作でも描かれる、、マルチバースには感謝しかないっす、、、。
そもそも、マルチバースといえば!と言うキャラであるアメリカ・チャベスの出演には納得がいく、、、、。スパイダーマンでの開かれたマルチバースとは似て異なるものだけど、アメリカ・チャベスの能力と言う点では安定感があって良かったと思います。
そろそろマルチバースの物語も終わりかなぁ、、、、。

●主役はワンダ???
詳しくはドラマ『ワンダビジョン』で描かれていますが、そもそもの発端はワンダの切ない欲望から始まったもの。
ただ、だからといってドラマを見ないと話がわからないというわけではなく、ワンダの行動意思は今作だけでもはっきりと伝わりました。
『アベンジャーズ/インフィニティーウォー』でサノスを追い込んだワンダ、今作ではその圧倒的な強さが描かれていました。
プロフェッサーXがいた世界では、最良化されたウルトロン相手に無双し、『アベンジャーズ/エイジオブウルトロン』を連想させるような、因縁関係が伝わりました。

●CGを使いに使った大アクション。
ドクター・ストレンジはそもそも魔術を使ってのCGアクションが多めですが、今作はさまざまな世界観の展開があり、より一層濃いものでした。
いろんな世界に瞬間的に移動する場面では気持ち悪いほどのクオリティで軽く酔いましたね、、、(笑)
一番印象的だったのはゾンビ化したストレンジの戦闘シーン。サムライ味満載でゾンビのクオリティはやはり高かった(小さい子は泣くと思う、、、。

◉まとめ
この作品は、ドクター・ストレンジの引き起こしたマルチバースの延長線をサムライミ監督の手で描いた、いつもと違ったmarvel作品です。
全体的にホラー味が強く、CGを存分に使った場面転換は見ててとても楽しい。
ドクター・ストレンジの額に第3の目、、、、まだまだマルチバースの関連した作品は出てきそうですね、、。
今作の終わり方は続きが気になりすぎてモヤモヤする(笑)
次回作、待ってます!






やっぱ映画館は最高やーーー!
中間テストなどなどで長らくレビューが書けませんでした!スイマセン
実は『シン・ウルトラマン』『ザ・スーサイドスクワッド/“極”悪党集結』のレビューが溜まってるんですよ、、、(Instagramの投稿も、、泣)
早く書き終わるように頑張ります!!
Harumakiさん

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