このレビューはネタバレを含みます
ケヴィン・ファイギの人選は正しかったのか。
本当に良くも悪くも、演出がいちいち過剰で悪趣味な本作、かなり好みがわかれそう。
ものすごい金をかけたB級ホラーコメディに仕上がっている。
これは子供泣くやろ。
最初のストレンジ、ウォンが目玉触手モンスターと戦うシーンはまんまスパイダーマンのオマージュ。
ライミ版スパイディの大ファンとしてはここだけでも劇場で観た価値があった。
少年のような気持ちで観れたのはここまで。
ここからずっとB級ホラーコメディ。
正直話したい事が多すぎて書ききれん。
観る前に予習すべき作品はワンダヴィジョンだけではなかった。
X-MENシリーズやその他ドラマシリーズではなく、サム・ライミ監督の過去作だった。
ファン待望のイルミナティは瞬殺されるし。
ファンは怒っていいと思う。
裸足で血だらけの狂ったワンダがどこまでも追ってくるシーンは正直爆笑した。やりすぎや。
しかし本作でのワンダの役割が可哀想でならなかったな。
