TAKーKUN

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのTAKーKUNのレビュー・感想・評価

1.5
開始10分ほどで早くも飽きてきて、面白くなる転換点を今か今かと待ち続けたのですが、1時間ほどで諦めて劇場から出ました。
一つ目のモンスターが大暴れているのに、クリスティーンの旦那さんが逃げもせずに「すげえや!」と結婚式中の一発芸を見てるだけのような冷静さ。
つまり、そういうことなんですよ。
見た目は派手だけど10年以上同じような映像見せられたら、旦那さんのように感情揺さぶられないわけよ。
凄い威力のある書があると言われても、いかにも的な展開で新鮮味が全然ない。キャラもいつものメンツばかりだし、新キャラのアメリカも過去のキャラが個性的過ぎたのもあっていまいち魅力に欠けちゃいます。

予告に出てきたソー最新作も全然面白くなさそうだし、MCUはエンドゲームで話は終わってるといっても過言ではない。
次のフェーズに移りたいのであれば、エンドゲームを超えるような仕掛けかキャラを出さないのに、延々とただのスピンオフを見せられている感じ。出がらしのお茶です。
今回もディズニープラスで十分な話に思ってしまいました。

誰が監督なのだろうと後で調べてみたら、なんとサム・ライミ。ダークマンを初めとして初代スパイダーマン3部作などヒーローものは得意なはずの巨匠から、何でこんな薄味の作品ができるのか甚だ疑問です。どこの宇宙のサム・ライミが紛れ込んだのでしょうか。
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