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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのkumakumaのレビュー・感想・評価

3.4
サム・ライミ監督が描くホラー漂う魔法とマルチバースの話。

ワンダ役のエリザベス・オルセンがインタビューで後に答えていた問題点がある。本作の脚本家はドラマ「ワンダ・ヴィジョン」を見てないと事実がわかった。家族との別れ悲しみを乗り越え自ら過ちを認めたワンダだったが、
本作はワンダがまた同じ過ちを犯している。。
そんな彼女をヴィランにしなくても・・(泣)

マーベルっぽくないサム・ライミのダークさ、静かに恐怖を感じさせるゾクゾク感、悪霊やゾンビなどホラー要素もかなりあったのは面白い。

しかしフェーズ4に入ってのマルチバースでなんでもあり感はやっぱりキャラ設定もごちゃごちゃして分かりにくさ増すし、まとまりに欠ける。

良かった点はクリスティーン役のレイチェル・マクアダムスのシリーズ復帰ですね。

ワンダ・ヴィジョンからの流れを考えると本当に残念だし、マルチバースがややこしくしているが、ストレンジの多彩な魔法での戦闘シーンは見ごたえ十分な作品。
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