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黒い司法 0%からの奇跡のkissenger800のレビュー・感想・評価

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)
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扱われているテーマを考えるとずいぶん静かな作品だなあ、という感想が最初。もっとエゲツナいエピソードを押し出して劇画調に描くこともできたところをそうしなかった選択が、悪目立ちもしないかわりに賞レースでことさら注目されもしない、という微妙なポジションに作品をカテゴライズすることになったわけですが……こういう作品が裾野にあるから、描くのが難しいテーマという山の標高が高くなる、ってことですかね。みたいな納得の仕方をしました。
ロブ・モーガンとティム・ブレイク・ネルソンは良い役もらってたけどブリー・ラーソンの無駄遣い、ってUSのどこかの映画評に書いてあったのにはウケた。そんなこと言い出したらマイケル・B・ジョーダンにあてがうにはもうワンランク上の脚本であるべきだし。みたいなことも思いました。
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