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21ブリッジのhhのネタバレレビュー・内容・結末

21ブリッジ(2019年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

字幕版で見た。見終わってからアンドレの俳優さん亡くなってたの知って悲しくなった。

始めは面白くてタイトル回収も早くてワクワクだった。途中までハラハラもした。
最初から上司らしき人達を始め周りは、刑事として正当防衛と言うには多いだろう人数を殺してるからだけどアンドレに対して嫌な感じだし、節々でFBIが邪魔してきたり、後半はフランキーが鬱陶しかったりでイライラしながら見てた。マイケル撃ったところで流石にフランキー嫌いになっちゃったな…
アンドレみたいに理由があって行動する人は好きなのでそういう人の理由を聞ける人でありたいと思った。(誰?)

マンハッタンは朝5時にこんな車走ってんの??と思ったり(5時じゃなかったのかも)、警察来てるの見えてるだろうに電車発車させるのも違和感だしで、所々冷めてしまった。
結局警察側が黒幕だったのもなんとも…結局皆殺し(?)だし、あんまりスッキリしなかったというか胸糞悪い感じでもう…
アンドレがマックスを殺したわけじゃないのに今までのことがあるせいでそう思われてるのもなんか嫌だし…多分今までも自分がやらないとやられるとか本当にやむを得ず発砲してたんだろうと思うと…でも強すぎて皆殺しに出来ちゃうあたり、能力の高さのせいで異常があると思われるほどなのが不憫というか…
結局USBの中身は85分署?の警官への分け前的なやつの記録だったのか??あまりよく分かってない。

「警官殺し」という言葉が多く出てきたけど、翻訳の影響もあるかもだし価値観の問題かもだけど、この映画内では『警官を8人も殺した!犯人は殺されるべき!』ていう描写が何度も出てきたし、何となく単なる「人殺し」よりも「警官殺し」のがやっぱ罪が重いというか、民間人より警官の命の方が重いですよ感が強いというか、「警官殺しをしたから犯人を殺しても良い・殺すべき」みたいに受け取れてしまって、そりゃ命を張ってる警官はより尊いと思われるべきでもあるかもだし警官ばかりが殺される話だったから仕方ないのかもだけど、民間人が殺害されたら警察内では『犯人は殺されるべき!』にならなさそうに思えてしまった映画だった。
実際どうかは別の話だろうしこの映画の場合は犯人を殺さないと警察の闇が表に出てしまうからより殺すべき!てなってたんだろうけども。
途中までは警官殺しそのものや、同僚や部下を殺された怒りや正義感で上司やフランキーとか皆ピリピリしてるのかと思ったけど、アンドレ以外の登場人物の大半は最初からそうじゃなかったんだろうなと思うと萎え…

地理に明るくないのでマンハッタンは島なんだとこの映画で知った。
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