いかにもこわ~い幽霊を期待してる人には物足りないかも。
恐ろしさというよりも悲しさ漂う作品。
(じわじわと来る感じ)
トンネルはあくまでも入り口で本題は村。
良い意味で期待を裏切られた。
だって「ホラー=幽霊」ってわけじゃないじゃん
最近の「多少ストーリー性無くても映像や音で怖がらせたらそれでいい」みたいな価値観をひっくり返す程、あえて幽霊ではなく物語でビビらせていくスタイルがもう才能とセンスの塊だと思うけどね私は。
しっかり幽霊側のバックグラウンドが描かれているからこそ結局はそうさせてしまった人間が一番怖いという視点の描き方が彼の作品には多く個人的にはツボだったりするので凄く良かった。