柄本佑と滝内公美さんが、日本人では高身長で長い手足とムダな贅肉のない美しい肉体であるために、劇中ほとんど裸でも見苦しくない。
観たのは2回目でしたが、ラストを全然覚えてなくて、むしろ今回は見終わって感動している自分がいました。
いとこ同士というのが、この場合実際どういう効果をももたらしたのかは分かりませんが(もしかしたらいとこというのは関係ないかも知れない、滝内公美はいとこだから身体の感じ方が違うと言いますがそれは思い込みかも知れない、関係あるかも知れないけど)、
ボーイミーツガールともまた違うけれど、結局結ばれるべき2人が結ばれるというのが1番、観ている側も安心するし、カタルシスを得ることができます。
滝内公美演じる直子なりの一途さと精神の感じ方、素直さに泣けました。
浮気が原因でバツイチで無職の柄本佑。役柄としては最悪なのに、妙に賢かったり、滝内公美が思い続けるのも解るような魅力あり。坊主というのも上手いと思った。
レバニラとかアクアパッツァとかラーメンとか、食べるシーンも非常に良かったです。それからオープニング・劇中流れる主題歌、そして、顔のない亡者踊りのシーンも… 平安時代からついてない東北、震災への負い目、死者の世界など、遠い遠い時間や世界を内包した映画の世界観なども非常に良かったです。
