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AI崩壊のdaidaitakaのレビュー・感想・評価

AI崩壊(2020年製作の映画)
4.8
ひと足先に試写で見る事が出来ました。
10年後の未来を舞台にする難しさは誰もが理解出来る事と思います。そして「AI崩壊」というストレートなタイトル。

始まってみると、映画の世界観に自然に入り込めました。「へえ、知らなかったけど、未来はそうなって行くんだ!」っていう感じ。

これはきっと、入江悠監督が前作「ギャングース」と同様に、綿密な調査を行い、正確で豊富な情報を脚本に盛り込んだ効果で、そしてその近い未来に起きてはいけないが起きてしまいそうな大事件がおき、映画は進んでいきます。主演の大沢たかおさんをはじめとする役者さん方に引き込まれ、気がつくと、
「どうするの!大変だよ!どうなるの!」
ってなってました。

映画が進むにつれ、当初の予想の何倍もの事柄が絡み合います。盛り込まれたアクション、そして役者さん方は入江作品ならではの、他では見たことのない新しい表情を見せてくれます。それら全てが説得力と厚みとなり物語は展開していきます。そういう意味でも、豪華な映画です。
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