カルロス・ベルムトは厭な映画を作る天才だと思います。『マジカル・ガール』と同じく、親子関係だったり金銭が狂わす関係を描いている。でも後味は全く別物。
特に険悪な雰囲気が漂って良かったのが、娘にカラオ…
表舞台から姿を消した記憶喪失の国民的人気歌手リラが自分を演じる他者に同一化していく境界の揺らぎが面白い。
『仮面/ペルソナ』的なアイデンティティの危機をファンでありリラのように歌うビオレタによって少…
1時間あれば語れる話をもったいぶっただけの演出で無理やり2時間に引き延ばしているという印象。
情緒不安定な娘が登場する場面に必ずハードコアテクノみたいな音楽が流れるのも、芸術が行きすぎて逆に頭が悪く…
このレビューはネタバレを含みます
しんどい、、、。
リラは国民的歌手だったが歌えなくなっていた。一方でカラオケバーで働くリラの大ファンのシングルマザーのヴィオレッタ。娘マルタはヴィオレッタに金を要求し自殺するぞと脅す。
ヴィオレッ…
劇中歌の歌詞が示すように、凄〜くねちょ〜/じと〜っとした映画です。ねちょ〜/じと〜っと2時間。けっこう辛い。( ๐_๐)
最初に登場するリラの方が、眉毛がほぼ無くて、目が離れていて、何かに似てると…
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