ルイまる子

シークレット・ヴォイスのルイまる子のレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
4.3
素晴らしい映像美、美しい心、美しい声。ずっと見ていたい。『マンティコア』を視聴後、強烈なファンになり、『マジカルガール』と本作を見て、カルロス・ベルムトが紛れもなく天才と決定致しました。前髪5cm上一直線に切りたい。もこもこのジャンパーと7部丈ジーンズとハイヒールを履いて、目の周りをネイビーのアイシャドウで黒くした化粧をし、スペインレザーのトートバッグを持ち、海の見える白い家から外に出て颯爽と歩きたい。いつの間にか、ゴージャスな女性から下層バージョンの同じ姿の女性へと入れ替わる。そのシーン秀逸。上流女性と下層女性の明らかな違いが一瞬で分かる、そのなんだか分からない違いを一瞬で見せれるベルムト監督の天才ぶりよ…いや、正直何がなんだか分からないままずっと進んで行くが、見ているうちに涙が出る、歌声に涙が出る…美しい声と美しい心に。しかし何故あんなに美しい心のビオレタにあの娘?(この際娘がなんであんなに荒れてるかという矛盾点は、気にしない事にします。)
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