笛の音がやや尺八的な感じで空間的です
静かな進みでどうなるのか分からないのですがヴィオレッタが出てくる辺りから波がドドドッと押し寄せてくる
母親と子の繋がりから始まり
自我の目覚めが自分に強烈な影響を与えるもの依存からの形を変えなければ脱却していくことができない
ナイワ・ニムリとエヴァ・リョラッチの2人が重なりあってます
曲がっていってしまうものを真っ直ぐにしようとするうちに恐怖や孤独が自分を2つに分裂してしまう
シルバーのネイルにパッつん前髪
ゴシック調を感じるナイワ・ニムリの出立ち
彼女のスタイルと横顔のフォルムが素敵でした
誰にも明かされない事実を全て波がさらっていくダイナミックなラスト
カルロス・ベルムト監督は
リラ・カッセンに監督自身の要素を入れているそうです
1度開いた折り紙は元通りにならない
姿を変えて降り直される