小山

シークレット・ヴォイスの小山のレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
2.5
怪作『マジカル・ガール』の監督、カルロス・ベルムトの2作目です。『マジカル・ガール』は2017年に観た映画の中で文句なしのベスト1位だったのですが、今回久々にこの監督作を鑑賞して当時の衝撃を思い出したりしました。

感情を撮るのが、この監督は本当に巧みです。そして、根本的な部分で映画としての質が高いのと、観てるものの心理の運びを操るのが非常に長けてる気がします。なのでよくある伏線回収がメインの映画ではなく、率直に触れて楽しんだあとに様々なシーンの意味を考えたりする楽しみ方があってそれが好きです。

『マジカル・ガール』ほどのインパクトや衝撃はないけれど、ただこの監督の制作の姿勢や信念みたいなのが随所に感じられる素敵な作品でした。この作品におけるゆったりとした何かを整理しきれていないので、恐らく余韻だったり考えが頭の中をしばらく渦巻きそうです。

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