A虎

シークレット・ヴォイスのA虎のレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
-
『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムト監督作品という事で鑑賞。
母と娘の物語だった。母である事、娘である事の呪縛。それを軸にオリジナル(模倣される者)とコピー(模倣する者)の関係が交差する。合わせ鏡のような構図。引き込まれる映像、音楽、カメラワーク。最後の方に随所にあった伏線も回収されるが、説明臭くなく余白を残す形。観終わった後の余韻が凄い。

『マジカル・ガール』の方が面白かったけど、こちらもなかなか興味深い作品でした。
今作も監督は本当に日本文化が好きなんだな、と。
A虎

A虎