あろは

シークレット・ヴォイスのあろはのレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
4.0
記憶を失った歌姫と、彼女を完コピするシングルマザーの人間交差点。

ミステリアスな雰囲気で進んでいくストーリーには、謎解きのような明確な答えが用意されている訳ではなく、互いが抱える"秘密"の上に成り立った信頼関係だけが、その後の2人の人生に明確な答えを用意する。

まるで分身のようにひとつに結びつく2人を描くことで、母娘の断絶を浮き彫りにする。

製作費250万ユーロ
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